東洋機械エンジニアリング本社

東洋機械エンジニアリング㈱は、プラスチック射出成形機やダイカストマシンなどの産業機械のメンテナンスを行うほか、それらの部品供給を手掛ける企業である。
1981年に建設された社屋は、老朽化が目立ち、保守部品管理品目の増大に伴うスペ－スの問題やより迅速な部品発送が求められるため、東洋機械金属㈱敷地内にて移転新築することになった。
建物は、本社事務所エリアと倉庫エリアを明確に区分したうえで集約化し、構造および施工のロスを軽減することで、コスト低減と工期短縮を図った。パレット式自動倉庫エリアは、建物の高さが必要であり、その他部分との高低差が生ずることから、建物ボリュ－ムを分節した外観デザインとし、周囲への圧迫感・威圧感を軽減させている。
倉庫内には、電子基板や電気部品を常に定温で保管・管理することができるよう、定温倉庫も設けている。